お寺のこと | introduction, about
3 cups
Flour
法宣寺
1½ cups
Butter
根古谷
岡田
西御門
七曲
塩古の里 | siogo no sato
昔、この地域は「塩古(しおご)」と呼ばれていました。現在の八街市の根古谷・岡田と佐倉市の七曲・西御門の4ヶ村です。
駅から遠く車でも不便なお寺ですが境内の前は一面の田んぼで三方は森に囲まれ、春から夏にかけては蛙の声と新緑、夏から秋にかけては蝉の声と移りゆく葉の景色を楽しみ、冬の朝の美しさは格別です。
古くは「下総国白井庄塩古郷」の名で知られ、その風景は「塩古八景」と称されました。
法宣寺縁起 | origin and history
法宣寺は日蓮宗のお寺
開山 松戶本土寺第九世妙高院日意上人
室町時代、⻑禄元年(1457)維時の根古谷城主原信濃守 によって創建されました。城主の子息影助が重い病に臥せっていた折この地を布教で訪れた日意上人が除病延命を祈願し病を平癒されました。信濃守大いに感謝し日意上人に帰依、建立されたのが法宣寺です。
当寺に安置される御尊像は宗祖三十九歳のお姿を影された御像であります。曽谷氏の末裔である当山第二世法宣律師日税上人の家に代々伝わり、創建のとき精舎を建立し御安置されました。
『生御影(しょうみえ)のお祖師様』『塩古(しおご)のお祖師様』と慕われ、元文2年より天保13年まで5度の江戸出開帳が行われています。
明治24年5月には村雲日栄尼公御親教あり。
教え | teachings
ー 釈尊の因行果徳の二法は、妙法蓮華経の五字に具足す ー『観心本尊抄』
お釈迦様が行った修行と、それによって仏となって得た功徳は「妙法蓮華経」の五文字にすべてそなわっています。
日蓮聖人は法華経こそが困難な時代を生きるあらゆる人々を救うもっとも尊いお経であると説き続けられました。
ごあいさつ
住職です。
開山日意上人から数えて34代目。
昭和38年(1963)生まれです。
写真は少し前のものなのでもうちょっと老けています。
変化はいつの世でもありますが、その中で失われてはならない精神や文化を大切にし後世に伝えるのが務めです。
境内の桜
かなりの古木です。
近年は樹勢が衰えましたが、それでもしっかり花を咲かせています。
後ろに見える建物は祖師堂。左手前に子安堂、回廊を渡り右手に本堂が有ります。かつては山の中ほどに鐘楼堂があったのですが、今は跡地だけが残っています。
竹林
美しかった頃の竹林。
令和元年の台風15号の影響でかなりの被害を受けました。
管理が大変でしたが、シャガが群生し花を咲かせる季節が好きでした。
元の姿に戻るには数年かかるでしょう。今暫くお待ちください。